photo breathing -フォトブリージング-

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植田正治のイメージ2013.12.23

東京駅にあるギャラリー:東京ステーションギャラリーにて
生誕100年!植田正治のつくりかた」を見てきました。

これまで何回か植田正治の写真展をみてきましたが、
今まで持っていた植田正治のイメージをいい意味で覆してくれました。

植田正治の写真の特徴として、演出力・構図力の素晴らしさがあげられます。
私も写真としての素晴らしさはもちろん、演出力・構図力の勉強にさせてもらっています。

また、「生涯アマチュア写真家」という言葉も有名ですが、
写真に対して情熱・考え方やなど、さまざまな言葉にも感銘を受けました。

しかし、それらは今までのイメージと全く同じです。
今回の展示ではそれ以上の衝撃を受けました。

植田正治のイメージEF 50mm F1.4 USM with EOS 6D

植田正治はモノクロのイメージが強いと思いますが、カラー写真も撮っています。
カラーでのスナップ写真は今までに何点か見たことはあるのですが、
風景的な写真があったのです。

ポジフィルムで撮影されたものなのですが、
その柔らかさ、視線の優しさがとても心に響きました。

そしてそれ以上に私の心の琴線を弾いた写真は、
花の写真でした。

風景写真でも感じた柔らかさ・まなざしの優しさですが、
花の写真では花の優雅さ・美しさ・力強さ・儚さ、
そのすべてが表現されているようでした。

写真の前で心を射抜かれ、立ち尽くしてしまい、涙が出ていました。

私自身、花の写真を撮っていますが、
今まで花写真で心をここまで奪われた写真はありませんでした。
目指すべき方向を写真で見た気がします。

植田正治が私に見せてくれたものは、
写真に対する情熱・撮り方・接し方以上に、
被写体への情熱・優しさ・愛情だという事を感じました。


2013年は植物の緑を中心に撮影していましたが、
2014年は花を中心に撮りたいと考えていたので、
とてもいいタイミングで最高の写真に出会えたのだと思います。
正直、とても運が良く、幸せに感じています。

みなさんにもこの写真を見てもらいたいという気持ちもありますが、
それ以上に、この記事は私のために書いておきたいと思います。